2011年11月21日月曜日

映画の鑑賞法についての雑感

今までは映画を観るというのは映画館のスクリーンやTVの前で2時間くらい座する必要があり、
それにはやはりそれなりの時間的余裕がなければ難しいものがあった。
いくらお気に入りの映画とは言え、全シーンを隈なく観ることもなかなかに容易ではない。
一度観るくらいでは映画の筋は覚えていても、登場人物のセリフなどはイマイチ覚えられないし、
確認したい場面のために巻き戻したり早送りしたりするのも手間がかかる。
個人的に映画はすきだけど、映画を観ると言うのは骨の折れる作業だった。

しかし、テクノロジーの発展により、
ポータブル機器に映画を落とし込むことが出来る様になったのは映画鑑賞における一つの革命的な出来事に思える。
特に現代人の必需品である携帯電話に於いてそれが可能になったことに大きな意味がある。
要は映画がポケットに収まってしまったということ。
文庫本と同じ様にいつでも気軽に観ることができる。
文庫本を適当に開いて読み始めるのと同じ様にどのシーンからでも観始められるこのスナック感覚が一番画期的な気がする。

ただ、スナック的なだけあって2時間も携帯電話の大きくはない画面を観続けるのはつらいから、何度も観た映画を落とし込むのが良いとは思う。

「マグノリア」と「存在の耐えられない軽さ」を観よう。
これらの映画の中には見るべき台詞も多いことでしょう。

この記事を読んだ人がいれば、あなたの好きな映画を教えてください。

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