2011年11月21日月曜日

映画の鑑賞法についての雑感

今までは映画を観るというのは映画館のスクリーンやTVの前で2時間くらい座する必要があり、
それにはやはりそれなりの時間的余裕がなければ難しいものがあった。
いくらお気に入りの映画とは言え、全シーンを隈なく観ることもなかなかに容易ではない。
一度観るくらいでは映画の筋は覚えていても、登場人物のセリフなどはイマイチ覚えられないし、
確認したい場面のために巻き戻したり早送りしたりするのも手間がかかる。
個人的に映画はすきだけど、映画を観ると言うのは骨の折れる作業だった。

しかし、テクノロジーの発展により、
ポータブル機器に映画を落とし込むことが出来る様になったのは映画鑑賞における一つの革命的な出来事に思える。
特に現代人の必需品である携帯電話に於いてそれが可能になったことに大きな意味がある。
要は映画がポケットに収まってしまったということ。
文庫本と同じ様にいつでも気軽に観ることができる。
文庫本を適当に開いて読み始めるのと同じ様にどのシーンからでも観始められるこのスナック感覚が一番画期的な気がする。

ただ、スナック的なだけあって2時間も携帯電話の大きくはない画面を観続けるのはつらいから、何度も観た映画を落とし込むのが良いとは思う。

「マグノリア」と「存在の耐えられない軽さ」を観よう。
これらの映画の中には見るべき台詞も多いことでしょう。

この記事を読んだ人がいれば、あなたの好きな映画を教えてください。

2011年11月5日土曜日

ワイパー

雨降りしきる、本日 しりきに動くワイパー なんてダサい動きだろうか ふとワイプなんて言葉が浮かぶ TV画面の隅に浮かぶタレントの表情 ワイパーのダサい動きは雨を隅に追いやる ってことは ドライブとドライバーの関係性のように ワイプとワイパーは同じ語源か ワイプが隅でワイパーは隅に追いやるモノ 真実はどうか知らないけど、 こんなつながりをハイパーリンクというのか。

2011年11月3日木曜日

植物と動物

植物と動物。
動物界隈で一番大きいのは恐らく鯨。
陸上動物なら象。
人間に比べると確かに巨大だ。
しかし、植物はその背丈だけで言うと象はおろか、鯨よりも遥かに高い。
そこらへんに生えている樹木でさえ立派なもんだ。

動物とは動く物。
植物とは植える物。
動物は動けるからこそ生まれる生存競争の中である程度の大きさで留まらなければやっていけなかったのではないか。
逆に巨木たちはその背丈がなければ淘汰されてしまったのだろうか。

「生物と無生物の間」で人間はなぜこの大きさなのかと問うていた。
その答えは人間がきちんと機能する為の必要な細胞が今の大きさを形成するとか言ってた気がする。けど、数年前に一度読んだだけなので違うかもしれない。

動ける物は、能動的に子孫繁栄の活動ができる。
植える物は、受動的にならざるを得ないけれど、高さのある樹木はより遠くへ種子を風に乗せて飛ばすことができる。

その整合性はともかく、こんなことを考えているとなんとなく映画で見るような山とか森にいきたくなりました。