2010年10月28日木曜日

まけ

花に負けたー。初活け込みは微妙な結果に終わった。
ちなみに活け込みって言うのは納品現場で花を器に挿すことです。
挿す前に店長からデザインのアイディアをもらったけれど、大きな形になるから、バランスが取れなかったり、変な空間ができたり…そんなことを考えているとデザインが微妙に…そして最終的には店長に手直しをされてしまった。けど、あれじゃ仕方ない。
花をうまく扱えなかった。
完敗です。くやしー。

2010年10月27日水曜日

けいとう

ひさしぶりに花の話。
おばけケイトウという二十センチはあろうかと言う巨大なお花があって、その花を短く切って花よりも小さな器に挿す。
そのフォルムはちょうどきのこやカップケーキみたいなアンバランスさとケイトウのフェルトみたいな質感と鮮やかな赤系がとてもかわいいですよ。
と、そんな花のアイディアをお客さんに提供したら、とても気に入ってくれて知人の誕生日プレゼントにと買ってくれた。
その知人の方が今後、どんな花を受け取ったとしても、今回ボクが提供したような花を受け取ることは二度とないはず。

そしてその作った花の画像はない!

2010年10月19日火曜日

瀬戸内ふぃくしょん


瀬戸内の島々、そこに点在する作品群。
瀬戸内の風土から生まれた作品も、瀬戸内でなくても存在の耐えうる作品もそれぞれに面白かった。
自然や町並み、食事。そして島を渡る為の船の不便さ、それもまた良かった。
女木の防波堤で出会った-の電気質を帯びる警備員の兄さんと、男木の飯屋で相席したマイレージ姉さんことイマムラさんとの会話も楽しかった。
警備員のお兄さんとは音楽の話をしたり、地元民の目線からこの芸術祭の話を聞いたり、-の電気質によって空の電池を握り締めると残量が回復したり、花の首飾りが枯れなかったりする驚異の人体であったり。
イマムラさんは海外出張の猛者であったり、新品のIpodタッチとえらく古めかしい太宰治の本を持っていたり、ジャズピアノをやっておられたり、どこか面白い雰囲気だったり。


そして、芸術観光というのか観光芸術というのか分かんないけど、それがどっかフィクションじみていて。そこが個人的に面白かった。
船で集団的に運ばれて、到着した島でとりあえずバスに乗って集団で目的地へ向かう…降りる、そして点在している作品群を見て回る、次のバスに乗る面子はさっき降りた人たち(自分も含めて)。そして次のバスで降りる場所もまた同じだったり、島を出る船に乗ると見かけた顔がちらほらとあったり、なんだかパッケージ風で、いかにも観光している感じが良かった。

一回旅行すると、また別の地にも行ってみたくなる。
一人旅も誰かと旅行するのも楽しい。

2010年10月4日月曜日

かめら

ついにデジタル一眼を手に入れた。
アナログの一眼レフを持っていて、そのレンズをそのまま使いたかったので、それのデジタル版を買った。
しかし、手持ちのレンズと新しい本体はうまく適合しなかった。
ふぁっく!と言いたいけれど、そんなもんだろうか。

今夜、ぼくらの孤独な街に月はない。

2010年10月1日金曜日


ひょっとすると僕の要領の悪さと世界の大きさは比例しているのかもしれない。
船を使う人といかだを使う人では海の広さも違って感じられる様に。